文献

J-GLOBAL ID：201402212061890547   整理番号：11A0929097

異なるトウモロコシの人工的集団への集団選抜による改善の効果

Effects of Improvement by Mass Selection on the Different Maize Synthetic Populations

著者 (5件)： ZOU Chao-Ying (Maize Res. Inst., Sichuan Agricultural Univ., Sichuan, Ya’an) ,  LI Lu-Jiang (Maize Res. Inst., Sichuan Agricultural Univ., Sichuan, Ya’an) ,  YANG Ke-Cheng (Maize Res. Inst., Sichuan Agricultural Univ., Sichuan, Ya’an) ,  PAN Guang-Tang (Maize Res. Inst., Sichuan Agricultural Univ., Sichuan, Ya’an) ,  RONG Ting-Zhao (Maize Res. Inst., Sichuan Agricultural Univ., Sichuan, Ya’an)
資料名： Zuowu Xuebao  (Zuowu Xuebao)
巻： 36  号： 1  ページ： 76-84  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2128A  ISSN： 0496-3490  CODEN： TSHPA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 単純反復配列(SSR)マーカーによってフィールドテストおよび遺伝的パラメータ評価の統計的分析に基づき,集団選抜によるGP3,GP4,およびGP5の3つのトウモロコシ合成集団を使用して,4サイクルにて実験を行った。その結果は,異なる集団とサイクルのほとんどの形質における遺伝的差異と,サイクルの集団との間に有意な交互作用効果が存在することを示した。遺伝獲得量は,穀粒の大きさにおいてはGP3<GP5<GP4であり,トウモロコシ1本当たりにおいてはGP3> GP5>GP4であった。4サイクルの集団選抜後,平均殻粒の大きさおよび1本当たりの列が明らかに増加し,有意な直接的反応が示された。草丈とトウモロコシの実の高さが選択的に高くなることを示し,GP4における伸長度は,GP3とGP5よりも有意に高かった。トウモロコシ1本当たりの収穫量やその実の直径におけるGP4の遺伝的獲得はGP3とGP5よりも高かった。サイクルC4をCOと比較すると,多くの収量形質は全集団に対して改善し,有意な相関反応を示した。草丈と実の高さを除き,GCAにおける差異は他の特性に対して有意であった。多くの収量形質におけるGP5のGCA効果はGP3とGP4のものより高かった。集団選抜による集団の改善は,多くの収量形質のGCA効果の上昇をもたらした。検定交雑の組み合わせの多くは,確認したもの全体でトウモロコシ1本当たりの収穫量は8%を超えるものであり,すべての集団のサイクルC4由来であり,集団選択に対する有意な非直接的反応を示した。表現型形質の変動係数には,明らかな変化は認められなかった。集団内遺伝的類似性係数については,GP3とGP4の誘導体では徐々に増加し,GP5の誘導体では変化は見られなかった。上記の結果は,集団が効果的に改善され,集団選択により高い遺伝的多様性を保持することを示した。しかし,異なる集団と特性における遺伝的改良のさまざまな効果が存在した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  *集団 ,  *分離育種 ,  *標識 ,  *現場試験 ,  パラメータ ,  穀粒 ,  高さ ,  収率 ,  表現型
準シソーラス用語： *フィールドテスト ,  *マーカ ,  遺伝獲得量 ,  遺伝的パラメータ ,  収穫量 ,  草丈 ,  *分離選抜

分類 (3件)： 作物の品種改良  (FC02030G) ,  トウモロコシ  (FC03034D) ,  遺伝学研究法  (EC01020N)

タイトルに関連する用語 (3件)： トウモロコシ ,  人工 ,  集団