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J-GLOBAL ID:201402212118726404   整理番号:14A0089352

気候変動と水田の水利用

著者 (1件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 79-85  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: L4234A  ISSN: 1343-8646  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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気候変動と水田地域における水利用の関係を明らかにするための方法論として,気候変動が農地水利用や灌漑に及ぼす影響を評価するための評価法を紹介し,気候変動の影響に対する対応策の考え方を示した。モンスーンアジア地帯における水利用は水田が主体で,灌漑形態が様々,乾季と雨季が存在する,干ばつと洪水が発生するなどの特徴がある。これらを解析するため,多様な水田水利用を考慮できる分布型水循環モデルを開発・提案した(谷口ら,2009)。また,氾濫湛水と灌漑を含む水循環過程の解析のため,二次元FEMによる氾濫湛水シミュレーション法を開発した(Pham Thanら,2008)。メコン河流域へのモデルの適用事例を示し,氾濫域における特徴的な水利用,水田の洪水貯留量の評価,および水田の役割を考察した。ついで,気候変動評価と対応策検討のための方法として,開発したモデルを日本国内の取水灌漑を主体とした河川流域に適用し,その際に生じる問題点と改良方法を検討した。この分布型水循環モデルを利用した農業水利用に対する気候変動影響評価法を開発した(工藤ら,2012)。さらに,気候変動下の対応策として,渇水対策としてのダム運用の見直しおよび洪水対策としての水田の洪水防止機能の利活用からなる統合的水管理を提案した。
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分類 (2件):
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農業土木  ,  流出解析 
引用文献 (9件):
タイトルに関連する用語 (3件):
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