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J-GLOBAL ID：201402212122483699   整理番号：14A0303710

理解度に応じたインタラクティブなパーソナルアナウンサー

著者 (3件)： 矢野美由紀 (関西大 総合情報) ,  吉田直人 (関西大 総合情報) ,  米澤朋子 (関西大 総合情報)
資料名： ヒューマンインタフェース学会研究報告集(CD-ROM)  (Correspondences on Human Interface (CD-ROM))
巻： 15  ページ： ROMBUNNO.VOL.15NO.9,37-42  発行年： 2013年 
JST資料番号： L3606B  ISSN： 2185-9329  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ニュースを視聴する視聴者の理解度に合わせて読み方を変えるアナウンサーエジェントを実装し,視聴者のニュースに対する「わからない,理解できていない」といった気持ちを読み取り,視聴者に寄り添った,その視聴者のためアナウンサーいう存在の実現を目指した。本稿では,そのためにユーザ状態取得とそれに合わせたエージェントの反応を実装し,実験によりエージェントの気遣いと読み返すことよるわかりやすさを検証した。具体的には,まず,パーソナルアナウンサーシステムは,表情の変化により,アナウンサーがユーザーの理解度を察しているかのように感じさせる仕組みで,ニュースを読むエージェントの反応として,1)簡単なレベルの原稿に切り替える,2)音声を大きく,スピードを遅くする,3)音声を大きく,スピードを遅くして,内容を簡単にする,4)繰り返し読む,の4つの反応を設定した。次いで,システム動作を示し,音声合成ソフトによってエージェントの音声を合成する実験システム,実験仮説,被験者実験の条件,実験手順,評価項目等について説明した。さらに,実験の結果,ゆっくり読んだり,内容を簡単にしたりすることで,被験者のニュースへの理解が深まることを明らかにした。

シソーラス用語： *テレビジョン放送 ,  *エージェント ,  視聴者 ,  *ニュース ,  理解 ,  表情 ,  動き検出 ,  評価 ,  音声合成 ,  *対話処理 ,  実験 ,  *ヒューマンインタフェイス ,  ユーザインタフェイス ,  システム ,  状態推定
準シソーラス用語： *インタフェイスエージェント ,  インタラクティブシステム ,  意味理解 ,  印象評価 ,  *顔表情 ,  擬人化エージェント ,  *対話エージェント ,  被験者実験 ,  評価実験 ,  理解度

分類 (3件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  人工知能  (JE08000Z) ,  テレビジョン一般  (ND12031N)

タイトルに関連する用語 (1件)： 理解