抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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システムの低消費電力化,ノード間の情報伝送の大容量化・高速化に向けてボードレベルの光インターコネクション技術が注目されており,伝送路としてマルチモードポリマー並列光導波路に期待が集まっている。これまで我々は屈折率分布(GI)型光導波路のコア部への信号光の強い閉じ込め効果に着目し,安価でGI型ポリマー光導波路を容易に得られる方法としてインプリント法を考案し,実際にGI型コアポリマー光導波路の作製を試みてきた。本研究ではインプリント法の作製方法を詳細に検討し,インプリント法でしばしば問題となる残膜による並列コア間の架橋構造をほぼ除去することで,従来の作製方法と比べ低損失・低クロストークの導波路を得ることに成功した。さらに,インプリント法を用いて,直角交差導波路作製を試み,GI型導波路が,既存の階段屈折率(SI)型導波路に比べて,交差による損失の大幅な低減を可能にすることを実証した。(著者抄録)