文献

J-GLOBAL ID：201402212430862617   整理番号：14A1132126

ラジオゾンデ観測で捉えられた千島列島周辺のcold SST spotが形成するメソ高気圧

著者 (3件)： 西川はつみ (三重大 大学院) ,  立花義裕 (三重大 大学院) ,  宇田川佑介 (東大)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2014  号： 秋季  ページ： 45  発行年： 2014年09月01日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2006年8月,オホーツク海でロシアの観測船Khromovによってラジオゾンデ観測及びCTD観測が行われた。CTD観測から,千島列島周辺に海洋潮汐混合によって形成された水平スケール数十km程度のcold SST spotとそれに伴う強いSST勾配があることが確認された。本研究では,このメソスケールのSST分布が大気にどのような影響を与えるかを明らかとすることを目的とし,解析を行った。ラジオゾンデ観測結果は,cold SST spot上で大気が冷却されること,またSST勾配上で圧力調整メカニズムが働き風速が強化されることにより,高さ数百mのメソ高気圧が形成されることを示唆していた。(著者抄録)

シソーラス用語： 大気海洋間相互作用 ,  潮汐エネルギー ,  海水運動 ,  ラジオゾンデ ,  *海面水温 ,  気象観測 ,  *オホーツク海 ,  海洋観測 ,  *高気圧 ,  海洋潮汐
準シソーラス用語： CTD観測

分類 (2件)： 局地循環,気流  (DC05090N) ,  海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (8件)： ラジオゾンデ ,  観測 ,  千島列島 ,  周辺 ,  COLD ,  SST ,  SPOT ,  高気圧