文献

J-GLOBAL ID：201402212581559134   整理番号：14A0803615

テルルの土壌から農作物への移入因子

Soil-to-crop transfer factors of tellurium

著者 (4件)： YANG Guosheng ,  ZHENG Jian ,  TAGAMI Keiko ,  UCHIDA Shigeo
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 111  ページ： 554-559  発行年： 2014年09月 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 農地の土壌や栽培する農作物試料に混入するテルル(Te)同位体濃度を実測し,テルルの土壌から農作物への移入因子を推算した。試料を王水で酸分解し,誘導結合プラズマ-質量分析で低濃度のTeを定量した。土壌に混入するTeの幾何平均濃度は75μg/kg,濃度範囲は15~50μg/kgであった。農作物は濃度が1.8μg/kg,範囲は0.1~120μg/kgであった。これら実測データで推算した移入因子は1.3x10^-3~1.1x10^-1であった。高地の畑で栽培する農作物は移入因子の幾何平均が2.0x10^-2,玄米は移入因子が3.1x10^-2で,全ての農作物は移入因子の幾何平均が類似した。土壌環境に混入するアニオンのPやBr,As.Se,Mo,Iなど6種の元素とTeの移入因子を比較した。高地の畑で栽培する農作物はTeとIの移入因子は相関係数が最高であった。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  *放射能汚染 ,  *土壌汚染 ,  *テルル ,  テルル同位体 ,  食品汚染 ,  *農作物 ,  生理活性因子 ,  玄米 ,  ICP-MS分析 ,  分解反応 ,  アニオン ,  オオムギ ,  コムギ ,  葉菜 ,  根菜
準シソーラス用語： 移入因子 ,  王水 ,  酸分解

分類 (4件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： テルル ,  土壌 ,  農作物 ,  移入因子