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J-GLOBAL ID:201402212713275017   整理番号:14A1281866

A群レンサ球菌に対する自己アジュバントワクチン:アジュバントとしての繊維形成ペプチドと免疫刺激性脂質の適用

Self-adjuvanting vaccine against group A streptococcus: Application of fibrillized peptide and immunostimulatory lipid as adjuvant
著者 (8件):
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巻: 22  号: 22  ページ: 6401-6408  発行年: 2014年11月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ペプチドはその安全性,作製の簡単さ,さらには発生する免疫応答の特異性からワクチン抗原として非常に興味深い。この十年間にわたって膨大な数のペプチド抗原が発見さた。しかし,ペプチドのみでは免疫原性が低いことから,その免疫原性を高めるための強力なアジュバントとの共投与が要求される。最近,Q11といった繊維形成ペプチドやリポアミノベースの担体がペプチドエピトープに共有結合した場合に,強い免疫応答を誘発することが明らかにされた。本研究において,筆者らは自己アジュバントワクチンの開発のために,A群レンサ球菌のM蛋白質由来ペプチドエピトープ(J14)にQ11あるいはリポアミノ酸を組み込んだ。複数のアジュバントの組み合わせによる相乗効果を調べるために,J14,Q11およびリポアミノ酸が単一のワクチン構築物に一緒に結合された。物理化学的特性分析によって,ワクチン構築物はそれぞれに折り畳まれ,ナノ粒子内に自己集合することが分かった。重要なことに,(Q11を結合しているかどうかにかかわらず)リポアミノ酸の2コピーを含むワクチン構築物だけが,サイズ非依存的に樹状細胞による有意な取り込みとその後のJ14特異的抗体応答を誘発した。Q11はそれがリポアミノ酸と組み合わせて用いられた場合でも,J14の免疫原性を高めるのに最小限の効果しかなかった。これらの研究成果は,免疫刺激担体としてのリポアミノ酸部分が及ぼす影響を明確にし,ペプチドエピトープに結合したその数がワクチンの免疫原性に著しい効果を及ぼすと考えられた。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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