抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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JR西日本において,中小駅の改札業務の効率化を図るため,平成16年度から,カメラやインターホン,リモートソフトを活用した改札遠隔システムを導入した。これまで,岡山,広島地区を中心に展開してきたが,平成23年度から始めた近畿圏の自動改札システムの更新に合わせて,近畿圏で計200駅についても改札遠隔システムを展開することとなった。本稿は,これまでの改札遠隔システムの改善に加えて,今後の拡張性を考慮し,出改札以外の駅設備も総合的に監視でき,かつWiFiなどの汎用性の高い技術を活用した「駅設備総合監視システム」を開発した。このシステムの概要について述べる。1)現行システムの課題と開発コンセプト,2)駅設備総合システムの構成,仕様,3)運用開始に向けたWiFi音声通話実地試験,4)運用開始,5)駅設備総合監視システムの活用,などについてのべた。