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J-GLOBAL ID：201402212857811100   整理番号：14A0232084

熱延鋼板の熱間仕上連続圧延における圧延オペレータ支援システムの開発

Development of Decision Support System for Operator in Hot Strip Mill

著者 (4件)： 小林正宜 (株式会社神戸製鋼所鉄鋼事業部門技術開発センタープロセス技術開発部) ,  柳修介 (株式会社神戸製鋼所技術開発本部材料研究所) ,  森本禎夫 (株式会社神戸製鋼所鉄鋼事業部門技術開発センタープロセス技術開発部) ,  石川孝司 (名古屋大学工学研究科マテリアル理工学専攻)
資料名： 鉄と鋼
巻： 99  号： 12  ページ： 693-699 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： F0332A  ISSN： 0021-1575  CODEN： TEHAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼板の熱間仕上げ圧延におけるパススケジュール設定の適正化は製品の品質に大きな影響を及ぼすために重要な管理項目となっている。しかしながら,これまでその技術は十分に確立されてはいない。本研究においては,この課題に対して,従来の思想とは異なる圧延オペレータの意思決定を最優先する支援システムの構築を行なった。基本的な方策として,圧下スケジュール,WRベンダの設定はオペレータが過去の実績から選択する,等を挙げた。この概念を基に,過去の実績抽出法,基準とそれらへの介入調整,情報提示を行なうオペレータ支援システムの構築を行ない,実作業適用試験を実施した。この結果,本システムの導入により各スケジュールのバラツキが狭くなり,安定性の向上ならびに鋼板の造り込みが容易になったことを示した。

シソーラス用語： *熱間圧延 ,  熱延鋼板 ,  *スケジューリング ,  計算機利用システム
準シソーラス用語： *最適スケジューリング ,  支援システム

分類 (1件)： 圧延技術  (WC06030Z)

引用文献 (6件)：

• 1) I. Imai: J. Jpn. Soc. Technol. Plast., 5(1964), 44.
• 2) H. Suzuki and M. Kamata: J. Jpn. Soc. Technol. Plast., 8(1967), 80.
• 3) H. Suzuki and M. Kamata: J. Jpn. Soc. Technol. Plast., 9(1968), 85.
• 4) A. Kitamura, H. Narazaki, M. Konishi and M. Sakawa: Tetsu-to-Hagané, 79(1993), No.3, 100.
• 5) S. Murakami, T. Furukawa, A. Kodoi, H. Umeda and Y. Okazaki: Tetsu-to-Hagané, 79(1993), No.3, 107.

タイトルに関連する用語 (7件)： 熱延鋼板 ,  仕上 ,  連続圧延 ,  圧延 ,  オペレータ ,  支援システム ,  開発