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J-GLOBAL ID:201402213235163824   整理番号:14A1214087

固形分を含んだ海氷の摩擦による鋼構造物の損耗機構に関する研究

WEAR OF STEEL STRUCTURE CASED BY SOLID CONTENTS INSIDE SEA ICE
著者 (4件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: I.780-I.785 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0288A  ISSN: 2185-4688  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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海氷による鋼構造物の損耗機構のうち,海氷内の固形分によるアブレシブ摩耗に着目し,金属材料と人工氷との間に砂を介在した滑り摩耗試験を行った.摩擦距離に応じて金属の損耗量はバイリニア型に増加し,初期と定常摩耗に分類できる事,損耗率は,砂の粒径や量に依存せず,微小で微量な砂でも切削能力を有する事,その場合すぐに定常状態に移行する事が分かった.また自然海氷を用いた摩耗試験も実施し,そのアブレシブ摩耗が実証された.自然海氷に含まれる砂は微小で微量であったため,初期摩耗を示さず直ぐ定常損耗に至り,その損耗率は,本実験での人工的な淡水氷と人工的に介在した砂による定常損耗率と一致した.氷海域での鋼板の暴露試験より,損耗速度は通常海域よりも大きい可能性が示された.(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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海岸工学  ,  海氷  ,  金属材料 
引用文献 (10件):
  • 1) JOGMEC編:海洋工学ハンドブック,第3版,2005.
  • 2) Smuga, I. : Factors Influencing Corrosion of Vessels and Offshore Structures in Arctic Seawater, Corrosion 86, 1986.
  • 3) Janson, J. E. : Report No. 3, Results from the winter season 1988-1989, Conclusion after the three winters 1986 - 1989. Joint Industry Study, Field Investigation of Ice Impact on Lightweight Aggregate Concrete, VBB, 1989.
  • 4) Hoff, G. C. : Resistance of Concrete to Ice Abrasion — A Review, American Concrete Institute SP, 109, p. 427-455, 1988.
  • 5) Nawwar, A. M., Malhotra V. M. : Development of a Test Method to Determine the Resistance of Concrete to Ice Abrasion and/or Impact American Concrete Institute SP 109, 401-426, 1988.
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