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J-GLOBAL ID:201402213300386674   整理番号:14A0482177

走行サーベイシステムKURAMA-IIを用いた測定の基盤整備と実測への適用

Construction of a Car-borne Survey System for Measurement of Dose Rates in Air: KURAMA-II, and Its Application
著者 (29件):
資料名:
号: 2013-037  ページ: WEB ONLY  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: U0305A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東京電力福島第一原子力発電所事故後における広域の詳細な空間線量率マップを作成するために,日本原子力研究開発機構(以下,原子力機構と示す)は走行サーベイシステムKURAMA-IIを用いた測定を文部科学省の委託を受けて実施している。KURAMA(Kyoto University RAdiation MApping system)は,一般乗用車に多数搭載して広範囲の空間線量率を詳細かつ短期間に把握することを目的として京都大学原子炉実験所で開発されたシステムである。KURAMAは,エネルギー補償型γ線サーベイメータで測定した線量率をGPSの測位データでタグ付けしながら記録する測定器,データを受け取り可視化のための処理や解析を行うサーバ,測定者や関係者等のエンドユーザーがデータを閲覧するためのクライアントから構成される。第2世代のKURAMA-IIでは更なる小型化,堅牢性の向上,データ送信の完全自動化等の機能が強化されたことによって,原子力機構だけでなく福島県及び周辺の自治体を含めた100台の同時測定が可能となり,広域の詳細な線量率マッピングをより短期間で実施することが可能になった。本報告では,KURAMA-IIによる測定データの信頼性を確保するために実施した基盤整備と,KURAMA-IIを空間線量率マッピング事業に適用した結果について述べるとともに,多数のKURAMA-IIを使用した走行サーベイの精度を保証するための効率的なKURAMA-IIの管理方法を提案する。(著者抄録)
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分類 (1件):
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環境の汚染及び防止 
引用文献 (17件):
  • Ueno,T. et al., Environmental Monitoring Data Around the Chernobyl Nuclear Power Plant Used in the Cooperative Research Project between JAERI and CHESCIR (Ukraine), JAERI-Data/Code 2002-024, 2003, 414p.
  • 日本原子力研究開発機構,平成23 年度放射能測定調査委託事業 「福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の第二次分布状況等に関する調査研究」 成果報告書 (第1編) 放射線量等分布マップの作成,2013, 219p.
  • 京都大学原子炉実験所 福島原子力災害対策支援グループ,GPS連動型放射線自動計測システム KURAMAホームページ,http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/kurama/
  • 日本原子力研究開発機構 福島技術本部ホームページ,http://fukushima.jaea.go.jp/
  • 日本ナショナルインスツルメンツ,http://www.ni.com/compactrio/ja/
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