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J-GLOBAL ID：201402213301121305   整理番号：14A1309680

メイン湾産タイセイヨウマダラ(Gadus morhua)の集団化と漁業の漁獲能率に及ぼす餌魚の資源量の影響

The influence of forage fish abundance on the aggregation of Gulf of Marine Atlantic cod (Gadus morhua) and their catchability in the fishery

著者 (3件)： RICHARDSON David E. (National Oceanic and Atmospheric Administration, RI, USA) ,  PALMER Michael C. (National Oceanic and Atmospheric Administration, MA, USA) ,  SMITH Brian E. (National Oceanic and Atmospheric Administration, MA, USA)
資料名： Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences  (Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences)
巻： 71  号： 9  ページ： 1349-1362  発行年： 2014年09月 
JST資料番号： H0491A  ISSN： 0706-652X  CODEN： CJFSDX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： カナダ (CAN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 漁業資源の評価のためには単位努力量当たり漁獲量(CPUE)が最も頻繁に用いられているが,餌料環境の変化により漁業対象の魚類個体群の分布や集団化の場所がシフトすると,この漁業に依存したデータの解釈は複雑化する。本研究では,乱獲のため個体群の再構築が限定的と考えられているメイン湾産タイセイヨウマダラ(Gadus morhua)の分布とCPUEに,主要な餌魚であるイカナゴ類(Ammodytes spp.)やタイセイヨウニシン(Clupea harengus)の分布が及ぼす影響について調べた。その結果,湾内におけるこれら餌魚の資源量が変化することにより,タイセイヨウマダラの漁業のCPUEと資源量はかけ離れたものになることが示された。さらに,生態系におけるこのような変化はタイセイヨウマダラの個体群の生産性に影響する成長や繁殖能力などの生活史形質にも影響を及ぼすものと考えられた。

シソーラス用語： *Gadus morhua ,  ニシン属 ,  湾 ,  *CPUE ,  *生息環境 ,  *生息分布 ,  生物相互作用 ,  漁業 ,  水産資源
準シソーラス用語： Clupea harengus ,  Maine湾 ,  タイセイヨウニシン ,  *タイセイヨウマダラ ,  *餌料環境 ,  漁業資源 ,  捕食者-被食者相互作用

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  漁労一般  (FH03010G) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (8件)： メイン湾 ,  タイセイヨウマダラ ,  Gadus ,  漁業 ,  漁獲 ,  能率 ,  餌 ,  資源量