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J-GLOBAL ID：201402213389929196   整理番号：14A0408692

剪定枝の分解に伴う炭素動態の推定

Estimation of Carbon Dynamics in Decomposition of Pruning Material

著者 (8件)： 高橋輝昌 (千葉大学大学院園芸学研究科) ,  神原大地 (千葉大学大学院園芸学研究科) ,  石井匡志 (アゴラ造園) ,  荻野淳司 (アゴラ造園) ,  原田秀樹 (日比谷アメニス) ,  八色宏昌 (グラック) ,  山田拓広 (花豊造園) ,  鳥越昭彦 ((公財)都市緑化機構)
資料名： ランドスケープ研究(オンライン論文集)(Web)  (Landscape Research Japan Online (Web))
巻： 7  ページ： 17-19 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0112A  ISSN： 1883-261X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土壌に供給された剪定枝チップ材から放出される二酸化炭素量を推定するため,東京の新宿御苑で発生したチップ材を粉末状に粉砕し,微生物源としての土壌に混和し,微生物活動の最適条件下で培養して,二酸化炭素放出速度を経時的に測定した。測定値を比較的単純な反応速度論のモデル式に果てはめ,剪定枝チップ材に含まれる二酸化炭素になり得る炭素量を推定した。その結果,剪定枝チップ材に含まれる炭素の約20%が最終的に二酸化炭素として放出されると推定された。

シソーラス用語： *枝 ,  *剪定 ,  *木材チップ ,  *二酸化炭素 ,  排出量 ,  生物活性 ,  反応速度論 ,  無機化 ,  炭素循環 ,  土壌 ,  培養 ,  緑地 ,  都市公園 ,  東京都 ,  *二酸化炭素排出量 ,  溶出試験【化学物質】 ,  *炭素動態 ,  *剪定枝 ,  微生物活性
準シソーラス用語： 廃材 ,  微生物活動 ,  放出速度

分類 (2件)： 伐木,造材  (FF04000W) ,  自然保護  (SB06000L)

引用文献 (12件)：

• 1)服部 勉・宮下清貴(1996):土の微生物学:養賢堂,170pp
• 2)犬伏和之(1994):有機物の土壌中での分解と代謝「土壌生化学」(木村眞人ら著):朝倉書店,96-110
• 3)桑原 茜・三星暢公・伊藤梓美・高橋輝昌・浅野義人・小林達明(2001):緑地に施用された植物性発生材の分解特性と表層土の変化:日本緑化工学会誌27(1),316-319
• 4)長縄貴彦(1992):土壌呼吸活性の測定「土壌微生物実験法」(土壌微生物研究会編):養賢堂,360-365
• 5)大薗亨司(2007):冷温帯林における落葉の分解過程と菌類群集:日本生態学会誌57(3),304-318

タイトルに関連する用語 (4件)： 剪定枝 ,  分解 ,  炭素動態 ,  推定