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J-GLOBAL ID：201402213755402805   整理番号：14A0404835

ファッションビジネス教育の実態と改革への提言

Present Conditions and Future Prospects of Fashion Business Education

著者 (3件)： 平井郁子 (大妻女大) ,  比嘉健太 (日本衣料管理協) ,  高見俊一 (名古屋学芸大)
資料名： 繊維製品消費科学  (Journal of the Japan Research Association for Textile End-Uses)
巻： 55  号： 3  ページ： 208-215  発行年： 2014年03月25日 
JST資料番号： G0575A  ISSN： 0037-2072  CODEN： SESKB9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 被服系大学のカリキュラム調査結果と被服系以外の大学のカリキュラム調査結果を検討することで,被服系大学のファッションビジネス教育の問題点を抽出し,魅力ある被服系大学教育の創造,ファッション業界に仕事を求める有能な人材を育成するための教育を検討した。その結果,被服系の大学は,家庭の中で衣服を作り管理することから,アパレルのモノ(衣服)作りへと移行した教育がなされており,これは被服系以外の大学が短時間で補える教育ではなく,被服系大学の強みとも言えた。また被服系大学では,ファッションに限定したビジネス科目が衣料管理士資格を導入している大学で多く開講されているものの,経済学を中心とするビジネス科目の基礎教育がなされているところは少ない。被服系大学ではビジネスの基礎科目の教育を,被服系以外の大学は被服の基礎科目を,お互いの不足部分を補い合いながら融合することが大切であると考えた。

シソーラス用語： 事業 ,  学校教育 ,  *実態調査 ,  *改良 ,  *提案 ,  科学 ,  衣服 ,  評価 ,  開発
準シソーラス用語： *カリキュラムの評価 ,  カリキュラム開発 ,  ビジネス基礎教育 ,  *ファッションビジネス ,  *大学教育 ,  *被服学

分類 (1件)： 関連産業  (YM01060D)

引用文献 (9件)：

• 日本衣料管理会編 ; TA の就職状況調査 (2013)
• 明治大学商学部編 ; 世界の大学の最先端ビジネス教育, 同文舘出版 (2013)
• 明治大学商学部編 ; ビジネス研究の最前線, 同文舘出版 (2012)
• 土屋淳二 ; モードの社会学, 学文社 (2008)
• 長沢信也 ; ラグジュアリー戦略, 東洋経済新聞社 (2011)

タイトルに関連する用語 (5件)： ファッション ,  ビジネス ,  教育 ,  改革 ,  提言