抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ネットワーク機能を汎用サーバ上の仮想マシンで提供するNetwork Functions Vitualisationが注目されている。その中でも,ETSI NFVのユースケースの1つであるサービスチェイニングが注目を浴びている。サービスチェイニングとは複数のネットワーク機能をチェインとして組合せて,ひとまとまりのネットワークサービスを提供するというものである。本研究では,このサービスチェイニングのリソース配置に関して考慮すべき事項を整理し,提案されている様々なリソース配置手法がサービスチェイニングに適していないことを示す。そして,それら考慮すべき事項を満足するリソース配置を提案する。このリソース配置手法は,コンピューティングとネットワークのリソースを1つのグラフとしてモデル化したものを用いる。これにより,仮想マシンの配置を行うのみでなく,仮想マシン間を繋ぐ論理リンクのパスまで含めて整数線形計画問題として解くことが可能となる。本稿では,この提案するリソース配置手法に関して紹介し,その有効性をシミュレーションによる評価から実証する。(著者抄録)