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J-GLOBAL ID：201402214062413613   整理番号：13A1210985

イチョウ幼苗によるPbおよびCd汚染土壌のファイトレメディエーション特性

Phytoremediation Characteristics of the Pb and Cd Contaminated Soils by Ginkgo Seedling

著者 (3件)： Cao Fuliang (Nanjing Forestry Univ., Nanjing) ,  Yu Wanwen (Nanjing Forestry Univ., Nanjing) ,  Zhu Yulin (Yulin Teachers Coll., Yulin)
資料名： Linye Kexue  (Linye Kexue)
巻： 48  号： 4  ページ： 8-13  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2424A  ISSN： 1001-7488  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 本稿で,著者らはイチョウ幼苗のバイオマスに及ぼす鉛とカドミウムの効果,重金属の蓄積特性およびCd⁽²⁺⁾またはPb⁽²⁺⁾とその混合により汚染された土壌の改善における幼苗の役割を調査した。結果は,Cd⁽²⁺⁾とPb⁽²⁺⁾は共に,Cd⁽²⁺⁾よりもPb⁽²⁺⁾に応じて,イチョウ幼苗のバイオマス増加を有意にまたは非常に有意に減少させたことを示した。Cd⁽²⁺⁾-Pb⁽²⁺⁾混合汚染はイチョウ幼苗のバイオマス増加をさらに減少させた。イチョウ幼苗におけるPb⁽²⁺⁾とCd⁽²⁺⁾の質量分率と濃縮係数は根>茎>葉の順序であり,根から茎および葉へのPb⁽²⁺⁾およびCd⁽²⁺⁾の輸送に好ましかった。Cd⁽²⁺⁾-Pb⁽²⁺⁾複合汚染はCd⁽²⁺⁾とPb⁽²⁺⁾に対する幼苗の吸収を促進した。Pb⁽²⁺⁾の上方輸送能力はCd⁽²⁺⁾のそれよりも高く,明らかな供与量効果および相乗効果を示唆していた。イチョウ幼苗におけるCd⁽²⁺⁾およびPb⁽²⁺⁾蓄積は比較的高かった。根における蓄積は,茎と葉における蓄積よりも高かった。Pb⁽²⁺⁾に対するイチョウ幼苗の吸収,輸送および蓄積の能力は,Cd⁽²⁺⁾-Pb⁽²⁺⁾複合汚染下で比較的高かった。Cd⁽²⁺⁾およびPb⁽²⁺⁾のファイトレメディエーション効率は比較的高かった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *ファイトレメディエーション ,  *イチョウ ,  苗木 ,  鉛 ,  カドミウム ,  *重金属汚染 ,  *土壌汚染 ,  生体内蓄積

分類 (3件)： 物質の代謝  (EH02050Q) ,  土壌管理  (FB04070J) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (6件)： イチョウ ,  幼苗 ,  Pb ,  Cd ,  汚染土壌 ,  ファイトレメディエーション