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J-GLOBAL ID:201402214128919360   整理番号:14A0768744

固型癌および血液癌の治療のための向上した耐薬性を持つSmac模倣体のビリナパント

Birinapant, a Smac-Mimetic with Improved Tolerability for the Treatment of Solid Tumors and Hematological Malignancies
著者 (33件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 3666-3677  発行年: 2014年05月08日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アポトーシス阻害因子(IAP)に対してアンタゴニストとして働く,カスパーゼの第二ミトコンドリア由来活性化因子(Smac)模倣体のスクリーニングを行った。IAPファミリーの一つであるcIAP1に対して選択的で強いアンタゴニスト作用を示す,N-メチルアラニンをIAP結合モチーフとして持つSmac模倣体(ビリナパントと命名)を同定した。ビリナバントはin vitroにおいて乳癌細胞株MDA-MB-231のアポトーシスを誘導でき,in vivoにおいてもMDA-MB-231異種移植片腫瘍モデルマウスの癌の退縮を誘導できた。免疫共沈降実験およびユビキチン化の測定実験から,ビリナバントがcIAP1二量体を安定化することで,その自己ユビキチン化を誘導することが分かった。結晶構造解析から,ビリナバントがcIAP1の2つのバキュロウイルスIAPリピート3(BIR3)ドメインに結合していることが分かった。ビリナバントは,TNFα誘導性のNFκB活性化を阻害したが,インターロイキン-1βの分泌には影響しなかった。ビリナバントは,既存のSmac模倣体よりも耐薬性が向上しており,臨床研究での有効性が期待される。
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究 

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