抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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熊本高等専門学校が導入した3Dプリンタの機能とその活用による建築模型の制作について報告した。この3Dプリンタは3D CAD・3Dスキャナのデータに基づき樹脂の層を積層させて立体モデルを制作する装置である。使用材料は耐久性の高いABS樹脂やアクリル樹脂で,熱溶解積層法(FDM)又はインクジェット方式による制作の後,サポート材を除去して完成させた。本稿では,その制作工程であるデータ作成からドライバによる調整に至る過程を写真と共に解説した。現状での問題点は製品の表面平滑度,耐久性,経済性などであるが,高精度,一体性などの利点が確認できたので,今後の改善と検証を期待している。