文献

J-GLOBAL ID：201402214519480893   整理番号：14A0790522

企業は技術革新とデザイン革新を同時に追求することができるか

Can Firms Simultaneously Pursue Technology Innovation and Design Innovation?

著者 (2件)： AKIIKE Atsushi (Graduate School of Economics, the Univ. of Tokyo) ,  AKIIKE Atsushi (Res. Fellow (DC2) of the Japan Soc. for the Promotion of Sci.)
資料名： Annals of Business Administrative Science (Web)  (Annals of Business Administrative Science (Web))
巻： 13  号： 3  ページ： 169-181 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0460A  ISSN： 1347-4456  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 革新には技術革新とデザイン革新の2つのタイプがある。各タイプには企業業績へのプラスの効果がある。しかしながら,2005年と2010年の間の携帯電話の外観,ユーザフレンドリ性,および技術的機能性に関する筆者らの解析結果では,携帯電話にTV機能が導入された2005年~2007年において携帯電話メーカは機能改良の代わりに外観を犠牲にした。しかしながら,この問題は2008年~2010年に解決され,企業は外観とユーザフレンドリ性の同時達成に成功した。言い換えれば,企業は日本の市場において外観(すなわち,インダストリアルデザイン)より技術革新による機能性を最初は優先させる傾向があり,その後はデザイン革新により外観とユーザフレンドリ性を同時に追求する傾向があることが明らかになった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 技術革新 ,  改良 ,  *戦略 ,  *製品開発 ,  インダストリアルデザイン ,  機能 ,  企業業績
準シソーラス用語： デザイン ,  *製品戦略

分類 (2件)： 経営工学一般  (KA01010C) ,  マーケティング  (KA06020W)

タイトルに関連する用語 (2件)： 企業 ,  デザイン