文献

J-GLOBAL ID：201402214844723093   整理番号：14A0299651

Streptomyces avermitilisゲノムのゲノムマイニングと生合成遺伝子クラスターの異種性発現のためのゲノム最小化ホストの開発

Genome mining of the Streptomyces avermitilis genome and development of genome-minimized hosts for heterologous expression of biosynthetic gene clusters

著者 (3件)： IKEDA Haruo (Kitasato Univ., Kitasato Inst. for Life Sciences, 1-15-1 Kitasato, 252-0373, Sagamihara, Kanagawa, JPN) ,  SHIN-YA Kazuo (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., 2-4-7 Aomi, 135-0064, Koto-ku, Tokyo, JPN) ,  OMURA Satoshi (Kitasato Univ., Kitasato Inst. for Life Sciences, 5-9-1 Shirokane, 108-8641, Minato-ku, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology  (Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology)
巻： 41  号： 2  ページ： 233-250  発行年： 2014年02月 
JST資料番号： E0005C  ISSN： 1367-5435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在までいくつかの放線菌類ゲノムが完全解読され,注釈をつけられた。その中で,Streptomycesは多数の二次代謝物質の豊富な源であるので,製薬分野にとっての大きな関心事であった。S.avermitilisは,ヒトと動物において商業的に重要な抗寄生虫薬,および農業殺虫剤である駆虫薬剤アベルメクチンの製造のために使用される工業微生物である。S.avermitilisのゲノム解析は,工業的利用だけでなく,この属の特性を理解するための重要な情報を提供する。S.avermitilisのゲノムマイニングから,本微生物はゲノム上で最低38の二次代謝遺伝子クラスタと46の挿入配列(IS)様配列をもっていることがわかり,それは今まで見い出されていなかった。Streptomycesのゲノムデータの有意義なな利用は,遺伝子工学による外因性生合成遺伝子クラスタの異種発現のための広範なホストの構築につながる。S.avermitilisが工業微生物として使用されてから,本微生物は多段階生合成を助成するために,主要な代謝前駆体と生化学エネルギーの効率的補給の目的に向けて最適化された。S.avermitilisの大規模欠失突然変異体の発現可能性を,20以上の外因性生合成遺伝子クラスタの異種発現によって確認した。Copyright 2013 Society for Industrial Microbiology and Biotechnology Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ゲノム ,  挿入配列 ,  遺伝子発現 ,  二次代謝産物 ,  *宿主 ,  遺伝子 ,  クラスタ ,  微生物 ,  天然材料 ,  ヌクレオチド配列 ,  微生物学 ,  代謝産物 ,  前駆体 ,  Streptomyces avermitilis ,  *ゲノムマイニング ,  ゲノム配列 ,  異種発現 ,  遺伝子クラスタ ,  工業微生物学 ,  生合成遺伝子 ,  ストレプトマイセス属 ,  分子遺伝現象 ,  放線菌目
準シソーラス用語： Streptomyces ,  *versatile host ,  最小化ゲノム

分類 (3件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  遺伝学研究法  (EC01020N)

タイトルに関連する用語 (9件)： Streptomyces ,  ゲノム ,  ゲノムマイニング ,  生合成遺伝子 ,  クラスター ,  異種性 ,  発現 ,  最小化 ,  開発