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J-GLOBAL ID：201402214860620903   整理番号：14A0074234

固体と吸着流体間の摩擦はナノスケールにおいて空間的に分散している

Friction between Solids and Adsorbed Fluids is Spatially Distributed at the Nanoscale

著者 (2件)： BHATIA Suresh K. (Univ. Queensland, QLD, AUS) ,  NICHOLSON David (Univ. Queensland, QLD, AUS)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 29  号： 47  ページ： 14519-14526  発行年： 2013年11月26日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノスケールにおけるナノ閉込め流体の摩擦を,分子動力学シミュレーションを用いて研究した。その結果,流体-固体摩擦は明確な界面に制限されないことが示された。流体-固体摩擦は吸着流体相全体にわたって分布しており,界面領域で最強であり系のサイズに比較して無視し得ないことが分かった。シミュレーションから位置依存性の動的固体-流体摩擦係数を得ることができ,流体-固体摩擦による流体中の運動量損失を取込むことにより通常の流体力学を修正することができた。この結果は,通常の滑り長あるいは界面摩擦係数の概念は,ナノ空間への吸着体に対しては意味は持たないことを示している。更に,ポテンシャルエネルギー景観のチューニングによる,吸着流体流の低摩擦系を得るためのナノ材料の調節の可能性を示した。

シソーラス用語： *固体 ,  *吸着 ,  *流体 ,  *摩擦 ,  *ナノ構造 ,  規模 ,  空間分布 ,  *閉込め ,  分子動力学 ,  計算機シミュレーション ,  界面 ,  摩擦係数 ,  運動量 ,  損失 ,  流体力学 ,  滑り ,  長さ ,  ポテンシャルエネルギー ,  材料

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  層流,乱流,境界層  (BC02030C) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 固体 ,  吸着 ,  流体 ,  摩擦 ,  ナノスケール