抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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銅の冷間加工後の熱処理による再結晶に関しては多くの研究がなされてきたが,本研究においては,圧延から熱処理の際まで同一視野での一貫観察を試み,そこでの組織変化を捉えた。無酸素銅を供試材とし,その研磨した小片サンプルにマイクロビッカース硬度計で目印の圧痕を付けた。このサンプルを6パスによる圧下率75%の冷間加工を施した。さらに,523Kでの焼鈍処理を行なった。この間それぞれの段階において(熱処理では300s毎)SEM-EBSD観察を行なった。これらの観察から,焼鈍に従って転位セルの成長が観察されるが,結晶方位の変化は生じないこと,双晶は再結晶粒の形成後に生じること,等を見出した。