抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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原子炉格納容器の長期信頼性は運転中原子力発電所にとって重要である。特に,原子炉格納容器の供用寿命を延長するときは,長期信頼性を明らかにするべきである。本研究は原子炉格納容器の信頼性決定だけでなく,格納容器自体の強化や厳密な保全計画の実行も注目した。テンドン力の低下特性を,格納容器の供用中検査中に記録したデータから推定した。壁貫通亀裂の限界状態について信頼性解析を保守的に行うが,最も重要な限界状態である。この解析結果から,信頼性は格納容器壁高さの3/4で最低である。したがって,この解析で考えた限界状態としてこの場所が最も弱い。さらに,テンドン検査数が増えたための構造信頼性の変化を解析して,予期した格納容器信頼性に対する保全計画の程度の影響を確認した。最後に,構造強さの強化により格納容器の目標信頼性を求める事例を示した。格納容器信頼性,特に供用寿命延長中の強化作業の影響を示す事例として事例研究を行った。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.