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J-GLOBAL ID：201402215121930410   整理番号：14A0763438

道路関連情報の流通のための位置参照方式に関する研究

LOCATION REFERENCING METHOD FOR DISTRIBUTION FOR VARIOUS ROAD RERATED DATA

著者 (6件)： 今井龍一 (国土交通省 国土技術政策総合研究所 高度情報化研究センター 情報基盤研究室) ,  中條覚 (株式会社三菱総合研究所 社会公共マネジメント研究本部) ,  松山満昭 (朝日航洋株式会社 空間情報事業本部 計測・コンサルタント部 ITSグループ) ,  重高浩一 (国土交通省 国土技術政策総合研究所 高度情報化研究センター 情報基盤研究室) ,  石田稔 (一般財団法人日本デジタル道路地図協会 企画調査部) ,  浜田隆彦 (非特定営利活動法人ITS Japan 道路情報基盤活用委員会)
資料名： 土木学会論文集 F3(土木情報学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F3 (Civil Engineering Informatics) (Web))
巻： 69  号： 1  ページ： 34-46 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0254A  ISSN： 2185-6591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ICTやITSの進展に伴い,渋滞,災害,規制や交通量などの多様な道路関連情報が地図上の位置と関連づけて表現されている.多様な道路関連情報が組織や分野横断的に流通し,組み合わせることができれば,既存の情報提供サービスの高度化や新たなサービスを実現できる.しかし,道路関連情報の交換に送り手の持つ地図の経緯度を用いると,受け手の地図上で異なる位置を示す可能性がある.また,既存の道路地図が持つネットワークを用いると,道路の新設や拡幅などに伴うリンクIDやノードIDの経年変化の影響を受ける課題を抱えている. 本研究は,道路の区間と参照点とを用いて相対的に道路上の位置を特定し,異なる地図間でも送信者の意図する位置表現で道路関連情報が交換できる位置参照方式となる“道路の区間ID方式”を考案した.そして,同方式に準じた約20万kmの道路の区間IDテーブルを整備し,さらに情報交換実験を実施して有用性を検証した.(著者抄録)

シソーラス用語： *交通情報 ,  道路交通 ,  情報技術 ,  通信技術 ,  ITS【交通】 ,  *情報サービス ,  地図 ,  道路 ,  認証 ,  パスワード
準シソーラス用語： ICT ,  ID ,  情報提供 ,  *道路情報 ,  道路地図

分類 (1件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O)

引用文献 (22件)：

• 1) 地理空間情報活用推進研究会:地理空間情報(GIS)を巡るビジネス,市場規模,地理空間情報活用推進研究会(第2回)配付資料,2008.
• 2) 電子情報技術産業協会:統計資料(民生用電子機器国内出荷統計および移動電話国内出荷統計),2011.
• 3) 国土交通省国土技術政策総合研究所:次世代デジタル道路地図のあり方に関する研究,国土技術政策総合研究所資料,ISSN1346-7328,No. 372,2007.
• 4) International Organization for Standardization : Intelligent transport systems (ITS)—Location referencing for geographic databases—Part 1: General requirements and conceptual model, ISO 17572-1, 2008.
• 5) International Organization for Standardization : Intelligenttransport systems (ITS) —Location referencing for geographic databases—Part 2: Pre-coded location references (pre-coded profile), ISO 17572-2, 2008.

タイトルに関連する用語 (5件)： 道路 ,  関連情報 ,  流通 ,  参照 ,  研究