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J-GLOBAL ID：201402215634436489   整理番号：14A0529231

作業者の動きとものの変化に着目した技能分析手法の考案

Design of a Method to Analyze Skill from the Viewpoint of Transformation from Worker’s Motion to Objects Change

著者 (5件)： 竹島壮郎 (青山学院大) ,  安田駿一郎 (本田技研) ,  篠田心治 (成蹊大) ,  松本俊之 (青山学院大) ,  篠田正行 (旭硝子)
資料名： 日本経営工学会論文誌  (Journal of JIMA. English Issues)
巻： 65  号： 1  ページ： 1-8  発行年： 2014年04月15日 
JST資料番号： F0241B  ISSN： 1342-2618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生産現場には,いまだに人手による作業が多くある。人手による作業は作業者の技能によって製品の品質にばらつきが発生し,品質保証が困難になっている。これは,技能に用いられる複雑な動きや製品の変化の形式知化が困難だからである。そこで本研究では,作業者が手や道具を用いて作業する技能を対象として,作業者の動きとものの変化に着目し,技能を定量的かつ視覚的に把握し評価できる技能分析手法を考案した。具体的には,モーションキャプチャーと3DCGソフトを用いて,作業者の動作と道具の動きに作業による影響を付加し,製品の品質へ与える影響を仮想的に再現することで,技能を定量化および見える化し,その再現した作業より技能を抽出して技能の効果を評価できる手法を考案した。考案した技能分析手法を実際の工場における技能を必要とする作業に適用した結果,熟練者と未熟練者の動きの違いより技能を抽出でき,その技能が製品へ与える影響をバーチャル化させた3DCG作業によって評価できた。(著者抄録)

シソーラス用語： 手作業 ,  品質保証 ,  モーションキャプチャ ,  動作分析 ,  コンピュータグラフィックス ,  *作業分析 ,  *技術 ,  可視化 ,  評価
準シソーラス用語： 3D-CG ,  *技能 ,  見える化 ,  人手作業 ,  *定量化 ,  能力評価

分類 (2件)： 作業研究  (KB03040A) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (15件)：

• 藤田彰久: 「新版IEの基礎」, 建帛社(2001)
• 伊藤里香,檜山敦,並木秀俊,宮下真理子,谷川智洋,宮廻正明,廣瀬通孝:“伝統技法における技能伝達のための暗黙知抽出に関する研究”,ヒューマンインタフェース学会研究報告集, pp.123-127(2009)
• 小池俊介 他:“バーチャルトレーニングとOJTを融合した旋盤加工技能伝”,日本機械学会設計工学・システム部門講演会論文集(CD-ROM), Vol. 19, p. 2413 (2009)
• 橋本宣慶 他:“人工現実感による手溶接訓練システム-技能評価のための手溶接作業動作の測定-”, 精密工学会大会学術講演会講演論文集, Vol.2010春季(CD-ROM), p. H33 (2010)
• 幸田盛堂:“金型磨き作業技能の自動化”, 計測と制御, Vol. 37, No. 7, pp. 508-511 (1998)

タイトルに関連する用語 (6件)： 動き ,  着目 ,  技能 ,  分析 ,  手法 ,  考案