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J-GLOBAL ID：201402215635269748   整理番号：14A1146585

氷盤下油層にはたらく界面張力モデルの構築と検証

Development and verification of interfacial tension model on the oil spreading under ice covers

著者 (3件)： 金野祥久 (工学院大学工学部) ,  泉山耕 ((株)北日本港湾コンサルタント(研究当時:(独)海上技術安全研究所)) ,  下田春人 ((独)海上技術安全研究所)
資料名： 日本船舶海洋工学会論文集  (Journal of the Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers)
巻： 19  ページ： 197-204 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： G0242B  ISSN： 1880-3717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 氷盤下への油流出拡大範囲の算定を目的として,氷-水-油間の界面張力および接触角の計測結果をもとに界面張力モデルを構築し,実験データと比較,検証した。初めにモデル構築の基礎となるADSA(軸対称液滴形状解析)理論の概要を示し,油滴形状の形状係数,曲率半径等の計測データを用いた接触角,界面張力σの算定法を説明した。計測結果から接触角を180°と近似(モデル化)して油層先端単位周長当りの界面張力f_T=2σの関係式を用いた油層の体積と半径のモデル化推算式,および同理論関係式を導いた。既報の水-油界面に関する実験で得た油滴形状の画像,接触角等の結果を図示し,油層の体積~半径の関係特性について理論式,モデル化推算式,および実験データを比較した。その結果,良い一致が得られ,モデルの精度を確認できた。併せて実際の不規則な形状を有する氷盤下面における油拡散へのモデルの適用法に言及した。

シソーラス用語： 事故 ,  *海氷 ,  *油層 ,  油層挙動 ,  *界面張力 ,  接触角 ,  液滴 ,  半径 ,  体積 ,  モデリング
準シソーラス用語： 曲率半径 ,  *氷盤 ,  油滴 ,  *油流出事故

分類 (4件)： 不均質流  (BC02060J) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  その他の水上輸送・サービス  (TD01030Q) ,  海氷  (DC06050C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 氷盤 ,  油層 ,  界面張力 ,  モデル ,  構築 ,  検証