抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ホログラフィーの原理を利用した次世代の光ストレージであるholographic data storage(HDS)において,ホログラムの多重記録方法は記録容量を左右する重要な要素である。これまで様々な多重記録方式が提案されてきたが,本研究では球面波シフト多重(shift multiplexing with spherical wave)と疑似的なペリストロフィック多重を複合した多重記録方式を提案する。通常の球面波シフト多重では記録媒体のトラック方向に対してはシフト選択性が急峻であるが,ラジアル方向ではシフト選択性が大幅に劣化する。そこで疑似的なペリストロフィック多重を適用する新たな記録再生方式を提案し,そのシミュレーション方法の確立と実験による検証を行った。検証結果は,提案手法が原理的に有効であることを示している。(著者抄録)