抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アンサンブル予測技術を活用した確率的な予測情報の提供が進みつつあるが,一般市民に対してこのような不確実性を伴う情報を提供した場合,その受け止め方や対応行動の意思決定への影響については十分な検討が行われていない。本研究の目的は,アンサンブル予測結果である確率的予測情報を一般市民が理解し,活用するための表現方法を検討することである。市民が災害情報をどのように理解し,意思決定を行い,避難行動を行うかを把握するため,予備アンケート調査を行った。予備アンケート調査では,インターネットアンケート調査によって市民に模擬的な大雪事例を対象とした予測情報を示し,市民がその情報を取得した後にどのように行動しようとするかを調べた。これらの分析に基づき,不確実性を伴う災害情報の表現方法を提言した。