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J-GLOBAL ID:201402215854633188   整理番号:14A1021962

Arabidopsis受容体様細胞質キナーゼPBL27によるキチン誘導防御応答の選択的調節

Selective regulation of the chitin-induced defense response by the Arabidopsis receptor-like cytoplasmic kinase PBL27
著者 (17件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 56-66  発行年: 2014年07月 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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微生物関連分子パターン(MAMPs)の認識により,宿主植物体のパターン誘発免疫が開始される。パターン認識受容体(PRRs)と受容体様細胞質キナーゼ(RLCKs)は,これら分子パターンの検知と形質導入に必要な主要成分である。しかしながら,PRRsとそれらの特殊性によるRLCKsの調節については不明のままである。そこで本研究では,OsRLCK185のArabidopsisオーソログであるPBL27がキチン受容体CERK1の即時型下流成分で,Arabidopsisのキチン誘導免疫の調節に寄与していることを示した。PBL27のノックアウトにより,真菌や細菌感染に対する耐病性だけでなく,MPK3/6の活性化やカロース沈着などの幾つかのキチン誘導防御応答が抑制された。一方で,flg22シグナリングへのPBL27の寄与は非常に制限され,PBL27は選択的に特異的なPRR複合体の防御シグナリング下流を調節することが分かった。in vitroリン酸化実験では,CERK1がBIK1よりも優先的にPBL27をリン酸化し,BAK1によるPBL27のリン酸化はBIK1のものと比較して非常に低いことが分かった。これらの結果から,シグナリング受容体様キナーゼであるCERK1とBAK1の基質特異性により下流RLCKsが選択されると考えられた。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  植物に対する影響 

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