抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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製品の耐久性は,一般に,望ましい目標であると見られている。然しながら,エネルギー使用製品の寿命の拡大は,製品の効率が,概して,摩耗と共に減少し,よりエネルギー効率の高い製品による代替が長期においてより環境に有益であり得るため,必ずしも最適な方策ではない。この矛盾を解決するための標準化された方法は現在の所,存在しない。本論文は,製品の寿命の潜在的拡大がライフサイクルの利益を持つか否か,そして,どの程度持つかを同定するための,エネルギー使用製品の耐久性を環境的に評価するためのオリジナル方法について述べる。この手法はライフサイクルの範囲内で,ターゲットとする製品の寿命とより性能の良い代替品によるその潜在的代替についての2つの異なるシナリオに依拠する。この方法は,製品の寿命,エネルギー使用,寿命の拡大の影響,および,代替製品の特性を含む幾つかの耐久性の主要なパラメータを考慮する。この方法は,製造業者,または,政策立案者によるエコデザイン目的に使用できる。この方法の適用性とロバスト性について,限界,困難性,および,可能な改良を含めて検討する。一般的な指標と簡易な指標を導入する。簡易な耐久性指標の適用可能性と妥当性を2つの事例研究(洗たく機)により示す。論文は,幾らかのライフサイクルの環境利益が,製品の寿命の拡大により得ることができることを示す。然しながら,利益は可変で,選定した影響カテゴリー,寿命の拡大,修繕の影響,そして,代替製品の効率に大きく依存する。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.