抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鉄鋼の凝固現象を理解する上で数値シミュレーションは有効な手法と考えられる。本稿では,著者らの研究をベースに凝固の際の熱および流体の挙動を扱う数値解析について解説した。まず,基本となる連続体モデルの基礎式について記し,構成方程式(粘性流体:ニュートン流体・非ニュートン流体,熱伝導・熱伝達・輻射:フーリエの熱伝導法則・ニュートンの冷却法則・ステファン-ボルツマンの輻射法則)について示した。次に,凝固問題の取り扱い(エンタルピー法と温度回復法)および数値解析法について述べた。最後に計算例として,凝固解析と粒子法の例を示した。