文献

J-GLOBAL ID：201402216530339046   整理番号：14A0649862

バイオマスの地域特性に応じて,バイオマスのエネルギー変換とマテリアル変換とを効率的に組み合わせたモデルの構築・実証・評価 第6章 南西諸島におけるバイオマス利用モデルの構築・実証・評価 3 バイオマスの利用による環境負荷軽減技術の開発

著者 (6件)： 宮本輝仁 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  石田聡 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  福本昌人 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  吉本周平 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  島武男 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  小川茂男 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 500  ページ： 178-182  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,宮古島の砂川流域を対象に,化学肥料やバイオマスなどの施肥状況から地下水への窒素負荷量分布図を作成し,農業活動と環境負荷の関係を解明した。また,地下水質分布の把握や浸透試験による水及び溶質の降下浸透特性の解明を行い,三次元の地下水流動モデルを構築した。更に,DNDCモデルを用いてバイオマスの施用に伴う窒素負荷量の削減効果を算定し,種々の将来シナリオに対する窒素負荷量の将来予測を可能にした。これらの研究成果を利用することにより,持続的な地下水保全対策に資するバイオマス利活用技術を具体的に評価できるようになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *地下水 ,  *負荷 ,  減少 ,  バイオマス ,  地下水流動 ,  化学肥料 ,  水保全 ,  シミュレーションモデル
準シソーラス用語： DNDCモデル ,  環境負荷低減 ,  地下水保全 ,  *窒素負荷

分類 (2件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  土壌汚染  (FB04100T)

引用文献 (5件)：

• Nakagawa et al. (2008). Evaluating the validity and sensitivity of the DNDC model for Shimajiri dark red soil.JARQ. 42 : 163-172.
• 藤家理江ら(2008).宮古島地下水流域レベルの硝酸態窒素溶脱量の推定.農工研技報.207:127-138.
• 陳嫣ら(2008).島尻マージ土壌における消化液やバガス炭の施用効果について.農業農村工学会論文集.254:31-37.
• Ishida et al. (2011). Sustainable use of groundwater with underground dams.JARQ. 45 51-61.
• 吉本周平ら(2008).炭酸塩岩帯水層における不飽和浸透に関する研究レビュー.農村工学研究所技報.207:109-126.

タイトルに関連する用語 (11件)： バイオマス ,  地域特性 ,  エネルギー変換 ,  マテ ,  モデル ,  構築 ,  実証 ,  評価 ,  南西諸島 ,  環境負荷 ,  開発