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J-GLOBAL ID:201402216586075726   整理番号:14A0299964

高等植物の有糸分裂サイクリンの発現: 転写と蛋白質分解調節

Expression of mitotic cyclins in higher plants: transcriptional and proteolytic regulation
著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 9-16  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: W2417A  ISSN: 1863-5466  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 韓国 (KOR)  言語: 英語 (EN)
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サイクリンは,重要な細胞周期制御因子サイクリン依存性キナーゼ(CDK)と結合して活性化することで,細胞周期進行を特異的な相を通して制御する。有糸分裂機能を持つ大部分のサイクリンは細胞周期依存的に発現し,CDKの細胞周期ステージ特異的な機能を果す。サイクリン発現が細胞周期により振動するためには,転写調節および転写後調節が必要である。高等植物で,後期G2期と有糸分裂時に発現するCYCA1,CYCB1とCYCB2クラスの有糸分裂サイクリンは通常MSAと呼ばれるシスエレメントを有し,相特異的エンハンサーとして作用する。R1R2R3-Myb転写因子サブクラスはこのエレメントと結合して,相依存的に転写を活性化する。転写後レベルで,後期促進複合体/サイクロソーム(APC/C)E3ユビキチンリガーゼは,有糸分裂サイクリンの蛋白分解調節で中心的な役割を果す。2つの保存されたAPC/C活性化因子CDC20とCCS52と同時に,APC/Cの2つの植物特異的阻害剤GIGAS CELL1(GIG1)/OMISSION OF SECOND DIVISION1(OSD1)とULTRAVIOLET-B-INSENSITIVE4(UVI4)が最近同定された。R1R2R3-MybとAPC/C阻害剤の遺伝的相互作用は,正の(転写)調節と負の(蛋白質分解)調節のバランスが有糸分裂サイクリンの細胞濃度を決定することを示唆し,これは細胞分裂ばかりではなく,細胞倍数性上昇に関連した細胞増殖にも重要である。Copyright 2013 Korean Society for Plant Biotechnology and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞分裂・増殖  ,  遺伝子発現 

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