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J-GLOBAL ID：201402216752571656   整理番号：14A0078505

動物園における希少動物の繁殖と生殖補助技術 後編 野生動物の繁殖制限と避妊法

著者 (1件)： 柳川洋二郎 (北大 大学院獣医学研究科)
資料名： 獣医畜産新報  (JVM)
号： 1110  ページ： 33-35  発行年： 2014年01月01日 
JST資料番号： Z0652A  ISSN： 0447-0192  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 動物園において繁殖の成功は飼育下個体群維持のために必要不可欠であるが,遺伝的多様性維持や飼育スペース不足に起因する余剰個体では繁殖制限のため避妊が必要である。避妊は視床下部-下垂体-性腺軸におけるホルモンの分泌や性腺における配偶子の形成・放出を制御することを目的としている。非可逆的な方法として雄では去勢,雌では卵巣摘出が実施される。可逆的な方法としては雌ではプロジェスチンの継続的投与により排卵を抑制する。またGnRH類縁体の持続的投与はLHやFSBの分泌を阻害するため,性ステロイドホルモンの分泌やこれに伴う配偶子の形成が阻害される。透明帯ワクチンは正常な卵巣周期を営むが受精のみを阻害することで繁殖を制限する。(著者抄録)

シソーラス用語： *動物 ,  動物園 ,  *繁殖管理 ,  *受胎調節 ,  野生動物 ,  自然保護 ,  卵巣切除 ,  不妊術 ,  除睾術 ,  ホルモン療法 ,  避妊薬 ,  黄体ホルモン ,  動物用医薬品 ,  エストロゲン ,  男性ホルモン ,  生体物質類似体 ,  性腺刺激ホルモン放出ホルモン ,  透明帯 ,  視床下部 ,  脳下垂体 ,  ホルモン調節 ,  切除術 ,  男性泌尿生殖器外科 ,  ステロイド ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  脂肪酸 ,  共役ジエン ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシケトン ,  ステロイドホルモン
準シソーラス用語： GnRHアゴニスト ,  GnRH作動薬 ,  精管切除 ,  免疫避妊法 ,  卵管結紮術

分類 (2件)： 動物園獣  (FD06030L) ,  繁殖管理  (FD01030C)

物質索引 (2件)： プロゲステロン ,  メゲストロールアセタート

タイトルに関連する用語 (5件)： 動物 ,  繁殖 ,  生殖補助技術 ,  制限 ,  避妊法