抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人間の要求を設計解へと転換するプロセス,つまり目的から手段を作り上げるプロセスが,エンジニアリング・デザインである。エンジニアリング・デザインではエンジニアの経験や能力が設計解の優劣に大きく影響する。本論ではデザインプロセスを以下の6段階として議論した。1)クライアント要求の明確化,2)制約条件・環境条件,3)評価基準の策定,4)コンセプト考察,5)目標の策定,6)設計解の開発,である。エンジニアリング・デザイン知識教育では,信頼性に関する基本を教示し,知識を新たな設計解へと展開するための思考法を教示した。受講卒業生へのアンケートでは,エンジニアリング・デザイン知識は,実務に役立っているとの回答を得た。