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J-GLOBAL ID：201402217317039752   整理番号：14A0332995

休眠期に汚染されたカキの葉中および果実中放射性セシウムの挙動および樹体除染処理効果の検証

著者 (10件)： 阿部和博 (福島県農業総合セ 果樹研) ,  佐藤守 (福島県農業総合セ 果樹研) ,  瀧田克典 (福島県農業総合セ 果樹研) ,  湯田美菜子 (福島県農業総合セ 果樹研) ,  味戸裕幸 (福島県農業総合セ 果樹研) ,  大野剛 (学習院大 理) ,  村松康行 (学習院大 理) ,  菊永英寿 (東北大 電子光理学研究セ) ,  大槻勤 (東北大 電子光理学研究セ) ,  大槻勤 (京大 原子炉実験所)
資料名： 福島県農業総合センター研究報告  (Bulletin of the Fukushima Agricultural Technology Centre)
号： 放射性物質対策特集号  ページ： 74-77  発行年： 2014年02月 
JST資料番号： Z0706B  ISSN： 1882-5613  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 休眠期に汚染されたカキ樹体の部位別放射性セシウム(Cs)濃度および樹体除染の効果について検証した。併せて葉および果実中放射性Cs濃度の経時的推移及び経年減衰効果を検証した。カキ樹皮の放射性セシウムの部位別濃度は,主幹が最も高く,3年生枝,2年生枝(前年生枝),1年生枝の順に低下した。汚染翌年の葉中および果実中の放射性Cs濃度は開花前で高く,収穫期までその濃度は漸減した。収穫期の葉及び果実中放射性Csは洗浄処理区で有意に低かった。しかし,カリウム(K)の葉面散布による果実への移行抑制効果は認められなかった。成熟期の果実中¹³⁷Cs濃度は2011年と比較して高圧洗浄処理区では約1/4まで低下したが,無処理区でも約1/3の低下となった。(著者抄録)

シソーラス用語： 休眠 ,  放射能汚染 ,  *カキ ,  *放射能除染 ,  葉 ,  果実【器官】 ,  *セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  生体輸送 ,  組織中濃度 ,  生体内分布 ,  減衰 ,  樹皮 ,  カリウム ,  葉面散布 ,  セシウム137 ,  福島県 ,  圃場試験 ,  洗浄 ,  放射性核種動力学 ,  セシウム134 ,  高圧洗浄 ,  自然減衰 ,  *セシウム放射性同位体 ,  *除去
準シソーラス用語： *放射性セシウム

分類 (2件)： 果樹  (FC03042G) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (9件)： 汚染 ,  カキ ,  葉 ,  果実 ,  放射性セシウム ,  挙動 ,  樹体 ,  除染 ,  検証