文献

J-GLOBAL ID：201402217714063457   整理番号：14A1453486

薄肉部のミリング中の残留応力と変形の再分配に及ぼす切込み深さの効果

Effects of depth of cut on the redistribution of residual stress and distortion during the milling of thin-walled part

著者 (4件)： LI Beizhi (Coll. of Mechanical Engineering, Donghua Univ., Songjiang, Shanghai, CHN) ,  JIANG Xiaohui (Coll. of Mechanical Engineering, Donghua Univ., Songjiang, Shanghai, CHN) ,  YANG Jianguo (Coll. of Mechanical Engineering, Donghua Univ., Songjiang, Shanghai, CHN) ,  LIANG Steven Y. (The George W. Woodruff School of Mechanical Engineering, Georgia Inst. of Technol., Atlanta, GA, USA)
資料名： Journal of Materials Processing Technology  (Journal of Materials Processing Technology)
巻： 216  ページ： 223-233  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： H0650A  ISSN： 0924-0136  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 薄肉部の変形は材料が切り取られた後に発生する残留応力に大きく影響される。この過程中の再分配された残留応力と変形の関係は非常に複雑であり,その結果,薄肉部の変形の制御は常に困難な問題である。本研究では,残留応力の再分配に及ぼす切込み深さの影響を解析することによって,残留応力のプロフィルと大きさを最適化する手法を提案した。切削抵抗,温度,残留応力を実験とシミュレーションにより比較した。荒加工では,前の最大圧縮応力深さを超えるような次の深さを選択することにより,主な加工残留応力を含む材料を続く加工に有利に除去できることが示された。さらに仕上げ加工では,種々の切削深さをそれぞれの切削段階で用いることにより,そのより小さな最大加工残留応力と最大圧縮残留応力深さが結果として得られる。また,この方法を検証するために航空機産業用薄肉部品を実験対象として用いた。その結果,荒加工と仕上げ加工において切削深さを最適化することによって,変形と残留応力の大きさを減少し,最適化できることが示された。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *薄板 ,  *フライス加工 ,  溝加工 ,  荒削り ,  *切込 ,  *残留応力 ,  *歪 ,  *熱変形 ,  *再分布 ,  切削抵抗 ,  温度分布 ,  応力分布 ,  *ゆがみ ,  深さプロフィル
準シソーラス用語： *AA2024 ,  *応力再分配 ,  仕上削り

分類 (1件)： フライス加工  (QC02030R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 薄肉部 ,  ミリング ,  残留応力 ,  再分配 ,  切込み深さ