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J-GLOBAL ID:201402217733758083   整理番号:13A1233905

2011年東北地方太平洋沖地震が中国東北部の地殻変動に及ぼした影響

THE IMPACT OF 2011 TOHOKU-OKI EARTHQUAKE IN JAPAN ON CRUSTAL DEFORMATION OF NORTHEASTERN REGION IN CHINA
著者 (5件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 425-439  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2227A  ISSN: 0253-4967  CODEN: DDIZD4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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本稿ではGPS連続観測データをもとに2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(MW9.0)が中国東北部の地殻変動,活断層の運動及び地震危険度に及ぼした影響について研究する。その結果主歪の方向と大きさは地震時とその他の期間の歪場とでは違っていることがわかった。この地震は主に中国東北部の歪蓄積レベルに影響した。地震時の歪蓄積は約12.7年間のバックグラウンドの歪蓄積に等しい。他の地域においては地震時歪のバックグラウンド歪速度に対する影響はよくわからない。地震時の歪とバックグラウンド歪をもとに,4つの大きな活断層を選んでTanlu断層,Zhangjiakou-Pengkai断層及びTaihangshan piedomont断層を横切るGPS測線の端点の相対的な運動の時系列を用いて解析した。筆者達はこの地震によりTanlu断層北部セグメントで明瞭な左横ずれの滑りと伸張すべりが生じ,地震後わずかながら左横ずれの動きと伸張が続いた。一方Tanlu断層の中部セグメントでは地震時の明瞭な運動の証拠はないが,地震後に右横ずれの滑り速度がわずかに増加した。中国北部に位置するZhangjiakou-Penglai断層についてはこの地震の後約1年間は明瞭な右横ずれと押出しで特徴付けられるがその後急速に元の左横ずれの運動と伸張が始まった。このことは断層に蓄積された応力が地震により一時的に解放され,地域的な応力は元のレベルにもどったことを意味する。Taihangshan piedmont断層の運動はこの地震により影響されず,地震の影響を受けた地域はShanxiリフト系までは及んでいないと考えている。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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測地学  ,  地質構造・テクトニクス 
タイトルに関連する用語 (3件):
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