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J-GLOBAL ID:201402217735483030   整理番号:12A0218785

閉経後ルミナールB乳癌患者の治療におけるアロマターゼ阻害薬とTAM

Aromatase inhibitors and TAM in the treatment of post-menopausal Luminal B breast cancer patients
著者 (9件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 449-452  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2324A  ISSN: 1007-631X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:閉経後ルミナールB乳癌患者でのアロマターゼ阻害薬とTAMを用いる治療的戦略を評価すること。方法:天津癌病院で2002年7月から2005年3月までに術後内分泌療法を受けている733の一次性乳癌症例の臨床データを遡及的に分析した。診断は,すべての症例で病理学によって確認された。すべての患者は閉経後で,ER陽性であった。501名の患者はタモキシフェン(TAM 2.5mg qd,po)を与えられて,232名の患者はアロマターゼ阻害薬(レトロゾール 10mg bid,po)を与えられた。追跡時間は36~90か月にわたった。追跡時間の中央値は46か月であった。結果:アロマターゼ阻害薬(AI)群でのルミナールB乳癌患者の無疾患生存(DFS)率は,TAM群でのそれより高かった(90.6%対88.6%,P=0.038)。TAM群において,サブグループ分析は,HER2(+)によるノード陽性の3年のDFSがHer-2陰性によるノード陽性のそれより低いことを示した(88.2%対90.4%,P=0.037)。HER2(+)患者におけるER+/PR+群の3年のDFSは,ER+/PR-群のそれより高かった(90.8%対89.5%,P=0.032)。AI群において,腋窩リンパ節ステータスにもかかわらず,3年のDFSの有意差が,HER2(+)患者とHER2(-)患者の間になかった(P>0.05)。HER2(+)患者によるER+/PR+の3年のDFSは,HER2(+)によるER+/PR-患者のそれより高かった(91.9%対90.5%,P=0.029)。AIS群での熱い紅潮,膣の出血と血栓塞栓はより頻度が高くないが,筋痛と骨折はTAM群でのそれより多くみられる(P<0.05)。結論:TAMと比較して,AIは閉経後ルミナールB患者にとってより効果的,より安全で,効果はノードの状態に関して独立している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用  ,  内分泌腺作用薬・生殖器作用薬の臨床への応用 

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