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J-GLOBAL ID:201402218095749752   整理番号:14A0957089

針状フェライト,酸化物,およびオーステナイトマトリックス間の結晶方位関係

Crystal Orientation Relationships between Acicular Ferrite, Oxide, and the Austenite Matrix
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 1690-1696 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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サブマージアーク溶接法による低炭素鋼溶接部の針状フェライト(AF),酸化物およびオーステナイトマトリックス間の結晶方位関係を調べた。特に,結晶方位関係の形成機構に焦点を当てた。チタンを含む溶接金属中にAFミクロ組織が観察された。酸化物粒子はMnTi2O4,非晶質相,およびTiO2で構成されていた。AFは,MnTi2O4とBaker-Nutting(B-N)方位関係をもち,オーステナイトマトリックスとKurdjumov-Sachs(K-S)方位関係をもつMnTi2O4で核形成した。この結果から,MnTi2O4はオーステナイトマトリックスと合理的な方位関係をもつことが示唆された。結晶方位関係は格子整合性の観点から,(001)x(x=MnTi2O4)//(-111)γ,[100]x(x=MnTi2O4)//[211]γ,と考えられた。MnTi2O4は,溶接中に,高温のオーステナイトマトリックスと結晶方位関係をもつ酸化粒子内で成長すると考えられた。この機構によりB-NとK-S方位関係の共存が可能になり,AF/MnTi2O4とAF/オーステナイト界面エネルギーが低下した。そのため,AF核形成の活性化エネルギーが減少した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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溶接部  ,  変態組織,加工組織 
引用文献 (38件):
  • 1) I. Watanabe and T. Kojima: J. Jpn. Weld. Soc., 49 (1980), 772.
  • 2) N. Mori, H. Homma, M. Wakabayashi and S. Okita: J. Jpn. Weld. Soc., 50 (1981), 786.
  • 3) Y. Tomita, N. Saito, T. T. Suzuki, Y. Tokunaga and K. Okamoto: ISIJ Int., 34 (1994), 829.
  • 4) Y. Ito and M. Nakanishi: J. Jpn. Weld. Soc., 44 (1975), 815.
  • 5) Y. Horii, K. Ichikawa, S. Ohkita, S. Funaki and N. Yurioka: Q. J. Jpn. Weld. Soc., 13 (1995), 500.
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