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J-GLOBAL ID:201402218477687331   整理番号:14A0231335

降雨時の蒸発量を評価する人工クリスマスツリーを使った樹冠遮断に対する実験研究および樹高と間伐の影響

Experimental study on canopy interception using artificial Christmas trees to evaluate evaporation during rainfall and the effects of tree height and thinning
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 91-96 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0049A  ISSN: 1882-3416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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樹冠遮断(I)を,自然降雨下の3つのトレー上にセットした人工クリスマスツリーを使って測定した。樹高は65cm,110cmおよび240cmで,3か月後に間引いた高い木立の2本を伴った。高さ65cmおよび240cmの単一木の総降雨量(PG)および水貯蔵を測定し,1降雨当りだけでなく短期間のIを計算できた。樹冠遮断率(I/PG)は実際の森林の値と同等であった。I/PGの値は樹高につれて増加する傾向を有し,れが森林構造に依存して間引き後は増加或いは減少した。降雨(IR)期,嵐中断時(ISbt),および降雨(IAft)中断後の蒸発量は,分解能5分で亜降雨現象に対して計算した。降雨期の20分以上の降雨中断を亜降雨と定義した。3つの蒸発成分内で,IRはほぼ全てはIで構成され,ISbtは0に近く,IAftからの寄与は小であった。モデル森林は,従来の方法を使用して説明できないIの機構を検討するのに有用に思える。(翻訳著者抄録)
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引用文献 (14件):
  • Deguchi A, Hattoria S, Park HT. 2006. The influence of seasonal changes in canopy structure on interception loss: Application of the revised Gash model. Journal of Hydrology 318: 80–102. doi: 10.1016/j.jhydrol.2005.06.005.
  • Dunkerley DL. 2009. Evaporation of impact water droplets in interception processes: Historical precedence of the hypothesis and a brief literature overview. Journal of Hydrology 376: 599–604. doi: 10.1016/j.jhydrol.2009.08.004.
  • Hashino M, Yao H, Tamura T. 2010. Micro-droplet flux in forest and its contribution to interception loss of rainfall—theoretical study and field experiment. Journal of Water Resource and Protection 2: 872–879. doi: 10.4236/jwarp.2010.210104.
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  • Hörmann G, Branding A, Clemen T, Herbst M, Hinrichs A, Thamm F. 1996. Calculation and simulation of wind controlled canopy interception of a beech forest in Northern Germany. Agricultural and Forest Meteorology 79: 131–148. doi: 10.1016/0168-1923(95)02275-9.
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