文献

J-GLOBAL ID：201402218656671553   整理番号：14A0521528

人工嗅覚の発展 センサと用途

Advances in artificial olfaction: Sensors and applications

著者 (2件)： GUTIERREZ J. ,  HORRILLO M.c.
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 124  ページ： 95-105  発行年： 2014年06月15日 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子装置(電子鼻)に基づく人工嗅覚は臭気物質を操作する試料ハンドラ,ガスセンサアレイ及び信号処理法の3つの基礎的機能を含む。これらの人工装置の応答により臭気物質,臭気物質の推定濃度またはヒトに知覚される匂いの特徴的特性が同定できる。これらの電子鼻は嗅覚を模倣したバイオインスパイアード装置である。大部分の臭気物質の複雑さはガスクロマトグラフィーなどの従来の分析法によるキャラクタリゼーションを困難にしている。専門家パネルによる官能検査は比較的短時間しか作業できない訓練された人々が必要なため高価な方法である。電子鼻は容易に製作でき,短い分析時間を提供し,実時間及びオンラインで試験臭気物質に対して高い感度と選択性を示す。これらの装置は食品管理,環境品質,市民安全または臨床診断などのクオリティオブライフに関連した種々の利用における臭気物質のキャラクタリゼーションに使用される非破壊法である。しかし,今なお特に新しい材料とセンサ技術,データ処理,結果の解釈とバリデーションに関する多くの研究が行われている。本報告では現代の電子鼻の主な特徴と環境及び安全分野における最も重要な利用について調べた。上記の電子鼻の主要構成要素(試料操作装置,検出のためのより進化した材料と方法,データ処理システム)を述べた。最後に,異なる利用における電子鼻の強みと弱点に関するいくらかの興味深い所見も述べた。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *匂いセンサ ,  高分子修飾電極 ,  光センサ ,  水晶振動子 ,  弾性表面波素子 ,  炭素材 ,  化学センサ ,  バイオセンサ ,  信号処理 ,  データ処理 ,  パターン認識 ,  試料調製 ,  試料導入 ,  ヘッドスペース ,  予備濃縮 ,  固相抽出 ,  MOSFET ,  導電性高分子 ,  ガスセンサ ,  臭気物質 ,  揮発性有機化合物 ,  爆薬 ,  化学兵器 ,  定量分析 ,  微量分析 ,  食品分析 ,  環境モニタリング ,  安全管理 ,  Love波 ,  *電気化学センサ ,  グラフェン ,  パージアンドトラップ ,  *電子鼻 ,  弾性表面波センサ ,  スターバー抽出
準シソーラス用語： SAWセンサ ,  撹拌棒収着抽出 ,  固相マイクロ抽出

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  有機化合物の電気分析  (CC05034O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 人工 ,  嗅覚 ,  発展 ,  用途