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J-GLOBAL ID：201402219106190937   整理番号：14A0437889

燃料電池電気自動車用Type3高圧水素タンクの寿命設計法と評価法

Life Design and Evaluation Method of Type 3 High-Pressure Hydrogen Tank for Fuel Cell Electric Vehicle

著者 (5件)： 金崎俊彦 (本田技研) ,  間野覚文 (本田技研) ,  宮川一夫 (本田技研) ,  林登 (本田技研) ,  小川武史 (青山学院大)
資料名： Honda R&D Technical Review  (Honda R&D Technical Review)
巻： 26  号： 1  ページ： 139-147  発行年： 2014年03月01日 
JST資料番号： L0353A  ISSN： 0915-3918  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 燃料電池電気自動車用のType3高圧水素タンク(ライナがアルミ合金などの金属製,ライナの外面は炭素繊維強化樹脂)の口金部における寿命設計について検討した。水素タンクの口金部は,実車走行時の被水などによって腐食されやすい。長期負荷割れ(Sustained-Load Cracking :SLC)を考慮した寿命設計法を提示した。塩水などの侵入を防ぐ目的で,ねじの外面側にシールを施した構造の場合について調べた。き裂進展試験を行い,き裂長さと応力拡大係数の関係を解析した。ねじ部に加工による切欠きを導入したタンクを用いて液圧サイクル試験を行った。15000回以上で,タンクのシリンダ部にてリークが生じたのを確認した。SLCを考慮した口金部における寿命設計法の妥当性を検証した。

シソーラス用語： *燃料電池自動車 ,  貯槽 ,  *水素 ,  *高圧気体 ,  寿命 ,  *安全設計 ,  金具 ,  応力腐食割れ ,  疲れ試験 ,  亀裂伝搬 ,  応力拡大係数 ,  亀裂 ,  アルミニウム合金
準シソーラス用語： *水素タンク ,  高圧水素 ,  *寿命設計 ,  口金 ,  亀裂長さ ,  液圧サイクル試験

分類 (1件)： 車体構造とぎ装  (QG03060R)

引用文献 (20件)：

• 高圧ガス保安協会:スキューバ用アルミニウム合金製容器の調査報告書(2001)
• U.S. Department of Transportation Pipeline and Hazardous Materials Safety Administration: Technical Report Metallurgical Evaluation of DOT-E-6498-2216 Cylinder(1997)
• American National Standard for Basic Requirements for Compressed Natural Gas Vehicle Fuel Containers (NGV2), ANSI/CSA(2000)
• Suresh, S.: Crack Deflection: Implications for the Growth of Long and Short Fatigue Cracks, Metallurgical and Materials Transactions A, Vol. 14, Issue 11, p. 2375-2385(1983)
• Speidel, M. O.: Stress corrosion cracking of aluminum alloys, Metallurgical and Materials Transactions A, Vol. 6, Issue 4, p. 631-651(1975)

タイトルに関連する用語 (6件)： 燃料電池電気自動車 ,  高圧水素 ,  タンク ,  寿命 ,  設計法 ,  評価法