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J-GLOBAL ID：201402219467534126   整理番号：14A1394430

絶対湿度はヒトノロウイルスの季節的持続性及び感染性に影響を及ぼす

Absolute Humidity Influences the Seasonal Persistence and Infectivity of Human Norovirus

著者 (8件)： DE LA NOUE Alexandre Colas (AgroSup Dijon-Univ. de Bourgogne, Dijon, FRA) ,  ESTIENNEY Marie (Public Hospital of Dijon, Dijon, FRA) ,  AHO Serge (Public Hospital of Dijon, Dijon, FRA) ,  PERRIER-CORNET Jean-Marie (AgroSup Dijon-Univ. de Bourgogne, Dijon, FRA) ,  DE ROUGEMONT Alexis (Public Hospital of Dijon, Dijon, FRA) ,  POTHIER Pierre (Public Hospital of Dijon, Dijon, FRA) ,  GERVAIS Patrick (AgroSup Dijon-Univ. de Bourgogne, Dijon, FRA) ,  BELLIOT Gaeel (Public Hospital of Dijon, Dijon, FRA)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 80  号： 23  ページ： 7196-7205  発行年： 2014年12月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ノロウイルス(NoV)の感染性における湿度パラメーターの役割を調べ,感染性粒子が不活性になる機構を探索した。まず,ヒトNoVの代理として用いたマウスNoV(MNV)の生存率における湿度の役割を探索し,次いで天然NoV粒子を模倣したウイルス様粒子(VLP)を用いた湿度に対するヒトNoVの耐性を調べた。最初の実験に対して,乾燥段階がウイルスの生存率にとって重大であることを認めた。MNVは55%及び85%相対湿度(RH)における12時間で完全に不活性化され,ウイルスRNAはリアルタイムRT-PCRにより検出でき,湿度がカプシド構造に主として作用することを示唆した。RHレベルの変動は,ヒト血液型抗原リガンドに対するNoV結合に影響を及ぼした。結果から,RHよりもむしろ絶対湿度(AH)がNoV感染の維持に重大であることを示唆した。

シソーラス用語： *比湿 ,  *カリシウイルス科 ,  ヒト ,  性質 ,  季節的変動 ,  ビリオン ,  相対湿度 ,  炭水化物 ,  カプシド ,  フランス共和国 ,  冬 ,  寒冷気候 ,  *ウイルス感染 ,  生存率 ,  不活性化 ,  *ノロウイルス ,  ウイルス様粒子 ,  パリ ,  マウスノロウイルス ,  ウイルス不活性化 ,  *微生物 ,  *RNAウイルス
準シソーラス用語： 感染性 ,  持続性

分類 (2件)： ウイルスの生理一般  (EG04041H) ,  微生物に対する影響  (EE04020O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 絶対湿度 ,  ヒトノロウイルス ,  季節 ,  持続性 ,  感染性