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J-GLOBAL ID:201402219601258165   整理番号:14A0653429

シリコンは重金属ストレスをP型重金属ATPアーゼ,Oryza sativaの低シリコン遺伝子および内生植物ホルモンの調節により緩和する

Silicon mitigates heavy metal stress by regulating P-type heavy metal ATPases, Oryza sativa low silicon genes, and endogenous phytohormones
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巻: 14  号: Jan  ページ: 14:13 (WEB ONLY)  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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[背景]シリコン(Si)の適用は,非生物的ストレスに対する植物の耐性を増強することが知られている。しかし,重金属汚染下でのSiの保護機構は十分に理解されていない。本研究の目的は,イネ(Oryza sativa)におけるカドミウム(Cd)および銅(Cu)による毒性の中和におけるSiの役割を評価することである。[結果]Siは顕著にイネ植物の生育及びバイオマスを改善し,異なるストレス期間の後のCd/Cuの毒性効果を減少させた。Si処理は深刻な根の損傷を受けた無処理イネに比べて根の機能と構造を改善した。Siの存在下では,イネにおいてCd/Cu濃度が有意に低く,植物組織における脂質過酸化および脂肪酸不飽和化の減少もあった。根中の金属取込みの減少は,ストレスや宿主防御への応答に関与するアブシジン酸,ジャスモン酸,サリチル酸などの植物ホルモンのシグナリングを変調した。さらに,低濃度の金属はSi-金属処理イネ植物における重金属トランスポーター(OsHMA2とOsHMA3)をコードする酵素のmRNA発現を下方制御した。Si輸送に関与する遺伝子(OsLSi1とOsLSi2)は,イネ中のSi処理によるmRNA発現の顕著なアップレギュレーションを示した。[結論]本研究は,根の形態変化を通じて重金属暴露によるストレスの調節におけるSiの積極的な役割を支持する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属及び金属化合物の毒性  ,  植物に対する影響  ,  植物ホルモン 

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