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J-GLOBAL ID：201402220010552925   整理番号：14A0947360

バレイショ茎葉処理機の開発(第2報)-開発機の構造と性能および茎葉処理方法の違いが収穫作業能率に及ぼす影響-

Development of Potato Haulm Remover (Part 2)-Structure and Performance of Potato Haulm Remover and Effects of Different Haulm Removal Methods on Efficiency of Harvesting-

著者 (8件)： 貝沼秀夫 (農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援セ) ,  青木循 (農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援セ) ,  鈴木剛 (北海道十勝農試) ,  鈴木剛 (北海道総合研究機構 中央農試) ,  大波正寿 (北海道十勝農試) ,  大波正寿 (北海道総合研究機構 北見農試) ,  鎌田誠 (マメトラ農機) ,  菅原和之 (マメトラ農機)
資料名： 農業食料工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers)
巻： 76  号： 2  ページ： 179-186  発行年： 2014年03月01日 
JST資料番号： G0975A  ISSN： 2188-224X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 根茎部まで処理できる引抜き機構と,引抜いた茎葉を細断する機構を併せて備えたバレイショ茎葉処理機を開発した。開発機は,自走型の2畝同時処理機で,一対のスポンジ付き平ベルトで茎葉を挟持し引抜きを行う。その際に塊茎が露出しないよう,2枚1組の板状の部品で構成した畝押え部で畝の崩れを防止しつつ,茎葉の引抜きを行う。開発機は97~99%程度の茎葉を処理することができ,塊茎の露出については1%以内であった。作業速度は1.1m/s,50a/h程度のほ場作業量でほ場作業効率は90%であった。開発機で茎葉を引抜き処理すると,根茎部などの夾雑物が少なくなり,細断処理した場合と比較して,収穫時のピッカによる拾い上げ作業の能率が40%向上することが確認できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *ジャガイモ ,  調製 ,  *収穫機 ,  収穫 ,  *機械収穫 ,  葉 ,  作物残渣 ,  *分離装置 ,  引抜
準シソーラス用語： 馬鈴薯 ,  収穫作業 ,  茎葉

分類 (1件)： 収穫・調製用機械  (FB03030K)

引用文献 (14件)：

• 独立行政法人種苗管理センター,2011.ばれいしょ品種の形態及びウイルスの病徴.http://www.ncss.go.jp/main/osirase/potatohoto/sakuin1.html. Accessed July 12,2013.
• 北海道檜山支庁檜山南部地区農業改良普及センター,2004.早出し馬鈴しょ機械収穫体系の確立.平成15年度試験展示ほ場成績書,29-40.
• 北海道立中央農業試験場,1980.バレイショ及びタマネギの損傷に関する研究.北海道立農業試験場報告,33,1-3.
• 北海道立中央農業試験場,1989.ポテトピックアップハーベスタの性能,普及奨励ならびに指導参考事項.436-438.
• 北海道立中央農業試験場,北海道立十勝農業試験場,北海道立根釧農業試験場,2005.ばれいしょ茎葉処理機(MD14A : PLC2MD,FRM)の性能.平成16年度農業機械性能調査成績書,4.

タイトルに関連する用語 (6件)： バレイショ ,  茎葉処理機 ,  開発 ,  茎葉処理 ,  収穫 ,  作業能率