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J-GLOBAL ID：201402220038841108   整理番号：14A0933192

抗酸化物質の転写活性化により,selK-またはselM-dsRNAを注入したAmblyomma maculatum(ダニ類:マダニ科)のセレン蛋白質欠乏を補償する

Transcriptional activation of antioxidants may compensate for selenoprotein deficiencies in Amblyomma maculatum (Acari: Ixodidae) injected with selK- or selM-dsRNA

著者 (6件)： ADAMSON S. (Univ. Southern Mississippi, MS, USA) ,  BROWNING R. (Univ. Southern Mississippi, MS, USA) ,  SINGH P. (Univ. Southern Mississippi, MS, USA) ,  NOBLES S. (Univ. Southern Mississippi, MS, USA) ,  VILLARREAL A. (Univ. Southern Mississippi, MS, USA) ,  KARIM S. (Univ. Southern Mississippi, MS, USA)
資料名： Insect Molecular Biology  (Insect Molecular Biology)
巻： 23  号： 4  ページ： 497-510  発行年： 2014年08月 
JST資料番号： W1733A  ISSN： 0962-1075  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： RNA干渉を用いて,A.maculatumにおけるセレン蛋白質K(SelK)及びセレン蛋白質M(SelM)の細胞機能を試験した。セレン蛋白質KまたはMは摂食,卵黄形成または生殖能力に必須であるように見えなかったが,卵塊はこれらの蛋白質の不在において小さかった。カタラーゼの転写発現はSelMのノックダウンにおいて増進したが,SelNの転写発現はSelK及びSelMノックダウンにおいて低下した。さらに,セレン蛋白質遺伝子ノックダウンマダニから集めた唾液を用いた抗酸化アッセイにより,この唾液はコントロールよりも高い抗酸化活性を示した。これらのデータから,SelK及びSelMは唾液の抗酸化物質であるが,マダニの生存または生殖に必須でなく,他の抗酸化系により補償されることを示した。

シソーラス用語： *マダニ科 ,  *酸化防止剤 ,  活性化 ,  *転写【遺伝】 ,  *金属タンパク質 ,  摂食 ,  卵形成 ,  生殖能力 ,  虫卵 ,  カタラーゼ ,  遺伝子ターゲティング ,  唾液 ,  活性 ,  栄養素欠乏 ,  RNA干渉 ,  種差 ,  アミノ酸配列 ,  系統樹 ,  二本鎖RNA
準シソーラス用語： *Amblyomma maculatum ,  *セレン蛋白質 ,  セレン蛋白質K ,  セレン蛋白質M ,  セレン蛋白質N ,  遺伝子ノックダウン ,  抗酸化活性 ,  抗酸化物質 ,  転写活性化 ,  卵黄形成 ,  卵塊

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  動物生理一般  (EJ02010E) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (10件)： 抗酸化物質 ,  転写活性化 ,  dsRNA ,  注入 ,  Amblyomma ,  ダニ類 ,  マダニ科 ,  セレン ,  蛋白質欠乏 ,  補償