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J-GLOBAL ID:201402220087642170   整理番号:13A1209684

緑藻クラミドモナスにおける直列型の繰り返しセクロピンBの発現とその抗菌効果

Expression of Tandem Repeat Cecropin B in Chlamydomonas reinhardtii and Its Antibacterial Effect
著者 (3件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 344-351  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2183A  ISSN: 1000-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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大部分の水産養殖で一般に使用されている抗生物質の陰性作用を克服するために,本論文では,選択肢として微細藻類による抗菌ペプチド発現の実現可能性を調べるための調査を提示する。抗菌ペプチドセクロピンB遺伝子は,緑藻クラミドモナスの核ゲノムのコドンバイアスによって修正された。セクロピンB遺伝子の4つの反復は相前後して結合し,各反復は切断可能リンカーペプチド配列(LWMRFA)を挿入することによって分離された。人工DNA(長さ522bp)を,発現ベクターpCB124を構築するために,hsp70-RBCS2プロモーターとRBCS2ターミネーターの間の部位に挿入した。C. reinhardtii CC-849の細胞壁欠失株を,pCB124でガラスビード法を用いて転換した。多数の形質転換体を,10mg/LのZeomycinを含むTris-acetate-phosphate培地で選択した。形質転換体に関するPCRおよびRT-PCR分析は,縦列反復のセクロピンB遺伝子がC. reinhardtiiのゲノムに組み込まれ,転写レベルで発現できたことを明らかにした。ウエスタンブロット法の結果は,形質転換藻細胞における組換え型抗菌ペプチドセクロピンBの存在を裏付けた。総蛋白を形質転換藻から抽出し,その抗菌活性を検査した。結果は,形質転換藻から抽出した蛋白質がグラム陰性菌(E. coli JM109)とグラム陽性菌(枯草菌とMicrococcus lysodeikticus)に対して非常に強い抗菌活性を示すことを示唆した。この結果は,抗菌性の飼料-藻の生産と利用に新しいアプローチを提供した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (5件):
分類
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植物の生化学  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  遺伝子発現  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  遺伝子の構造と化学 

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