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J-GLOBAL ID:201402220523323395   整理番号:14A0185236

興津川と天竜川におけるアユの産卵生態からみた現行の禁漁措置の妥当性

Validity of the current prohibition-of-fishing measures in consideration of the spawning ecology of the ayu, Plecoglossus altivelis, in Okitsu and Tenryu Rivers
著者 (4件):
資料名:
号: 46  ページ: 85-91  発行年: 2014年01月24日 
JST資料番号: G0841A  ISSN: 1883-0382  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,アユPlecoglossus altivelisの産卵の遅れや,早期ふ化群が遡上に貢献しないことが全国各地で報告されるようになり,禁漁期間の見直しの必要性が指摘されるようになった。本研究では,2010年と2011年に興津川と天竜川のそれぞれで流下仔魚調査を行い,その結果から産卵水域や産卵期間を推定し現行の禁漁措置の妥当性を議論した。天竜川における産卵期は9月下旬~11月下旬で,その盛期は10月下旬であり,主たる産卵水域は河口から上流9~17kmの範囲と推察された。一方,興津川における産卵期は10月上中旬~1月上中旬で,その盛期は11月下旬であり,主たる産卵水域は河口から上流0.5~1.5kmの範囲と同上流4.3~8.6kmの範囲と推察された。産卵開始,産卵ピーク,産卵終了のいずれもが天竜川に比べ興津川で遅く,産卵期間も天竜川の約2カ月間に比べ興津川では約3カ月間と長かった。天竜川における現行の禁漁措置は,現状のアユの産卵状況と合致してほぼ合理的であると思われたが,興津川では再生産に寄与できていない親魚が再解禁後に多数漁獲されている可能性が高いため,禁漁期間の延長や禁漁区域の拡大等を速やかに実現する必要があると考えられた。(著者抄録)
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分類 (3件):
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魚類  ,  漁労一般  ,  個体群生態学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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