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J-GLOBAL ID：201402220529615738   整理番号：14A0389182

ナトリウム冷却高速炉のための金属燃料ピンの照射挙動解析

Irradiation Behavior Analyses of Metallic Fuel Pins for Sodium-cooled Fast Reactors

著者 (5件)： MIZUNO Tomoyasu (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki-ken) ,  KOYAMA Shin-ichi (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki-ken) ,  KAITO Takeji (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki-ken) ,  UWABA Tomoyuki (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki-ken) ,  TANAKA Kenya (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki-ken)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Technology(Web)
号： 2013-004  ページ： WEB ONLY  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： U0305A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナトリウム高速冷却炉(SFR)の開発では,燃料の副概念として,U-Pu(TRU)-Zを成分とする金属燃料スラグと酸化物分散強化型フェライト鋼(ODS)による燃料ピンが検討されている。この燃料ピンの高燃焼度への適用性について,JAEAで開発した簡易プログラムを用いて評価した。燃料温度履歴,ギャップ幅履歴,照射末期の径方向温度分布を評価した結果,燃料ピンは照射中に燃料溶融に対して十分な裕度を持つことが示された。また,プレナムガス圧履歴と照射後の被覆管の変形プロファイルの評価結果から,燃料ピンのガスプレナム体積を十分に確保しているため,ガス圧による被覆管の変形が生じないことも示された。0.4wt%のAm添加燃料では,燃料中心温度の上昇が計算されたが,U-Pu-Zr燃料と比較してこの温度上昇分は僅かであった。これらの結果から,本研究で検討した燃料仕様と照射条件において,U-Pu-Zr金属燃料ピンは約140GWd/tまで健全に照射できると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： LMFBR型原子炉 ,  *金属燃料 ,  *燃料集合体 ,  *燃料管 ,  変形 ,  昇温 ,  温度分布 ,  圧力 ,  空間 ,  融解 ,  ウラン合金 ,  プルトニウム含有合金 ,  ジルコニウム含有合金 ,  分散強化合金 ,  フェライト鋼 ,  中性子照射 ,  数値解析
準シソーラス用語： ガス圧 ,  ナトリウム冷却高速炉 ,  プレナム ,  高燃焼度核燃料 ,  酸化物分散強化型鋼 ,  *燃料ピン

分類 (1件)： 燃料要素  (MD04030E)

引用文献 (4件)：

• Y. Sagayama, "Feasibility Study on Commercialized Fast Reactor Cycle Systems (1) Current Status of the Phase-II Study", Global 2005, No.380, Tsukuba, Japan (2005).
• S. Kotake, et al., "Feasibility Study on Commercialized Fast Reactor Cycle Systems / Current Status of the FR System Design", Global 2005, No.435, Tsukuba, Japan (2005).
• K.Sugino et al., "Advanced Metal Fuel Core Design Study for SFR in the "Feasibility Study" in Japan", Global 2005, No.399, Tsukuba, Japan (2005).
• G. L. Hofman, R. G. Pahl, C.E. Lahm, and D. L. Porter, "Swelling behavior of U-Pu-Zr fuel", Metallurgical Trans. A, vol. 21A, pp.517-528 (1990).

タイトルに関連する用語 (3件)： ナトリウム冷却高速炉 ,  金属燃料 ,  挙動解析